痛みを抑えた虫歯治療を
虫歯を疑うような症状があっても、「治療は痛いし……」「歯医者はこわい……」などとつい受診を後回しにしてしまっているということはありませんか?虫歯は放置すればどんどん悪化してしまう病気であり、治療も難易度を増していきます。「とにかく早く」受診することが大切です。
相模大野の歯医者「トヤ歯科医院」では、虫歯治療の痛みをできるだけ抑えられるよう努めています。早めの治療で、それ以上の悪化を防ぎましょう。
虫歯を放置するとどうなる?
虫歯は風邪や腹痛などと違って、「様子を見るうちに治った」ということは決して起きない病気です。放置すれば、歯の表面からその内側の象牙質、さらに内側の歯の神経まで達し、さらに歯根まで到達すれば、歯質の大分部分が溶けてしまいます。
STEP 01 ごく初期の虫歯 |
STEP 02 エナメル質の虫歯 |
STEP 03 象牙質の虫歯 |
STEP 04 神経に達した虫歯 |
STEP 05 歯根に達した虫歯 |
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ここまで悪化すると、激しい痛みに見舞われることはもちろん、大切な歯を抜かなくてはなりません。歯を失うと入れ歯やインプラントなどによる治療が必要になり、体にも経済的にも負担が生じます。虫歯に気づいたら、すぐに適切な治療を受けましょう。
治療の痛みを抑えるために
~麻酔時の工夫~
虫歯治療で痛みを感じるのは、どんな場面でしょうか? それは、実は「麻酔をするとき」だという声が少なくありません。そこで当院では、麻酔時に次のような工夫をしています。
工夫 1 表面麻酔の実施 |
工夫 2 細い注射針の選択 |
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注射針を刺す部分に、あらかじめ麻酔薬を塗って麻痺させ、針が刺さるときの痛みを感じにくくします。 | 針が刺さるときの刺激を低減するために、細い注射針を選んで使用しています。 |
当院のさまざまな虫歯治療
当院では一般的な虫歯治療に加え、次のような治療にも対応しています。
1日で、咬めるきれいな歯に
「ダイレクトボンディング」
通常虫歯治療では、歯を削って歯型を採り、それを元に詰め物や被せ物を製作して、後日装着するという方法がとられます。それに対しダイレクトボンディングは、たった1日で治療が完了する治療法です。
型採りが不要な上に通常よりも歯を削る量も少なくてすみ、歯のダメージを低減。ぴったりフィットして再治療の確率も低減します。また、隣の歯の形や色に合うよう治療することができるため、仕上がりの見た目が自然です。
根管治療前に行う深い虫歯の治療
「間接覆髄法」
根管(こんかん)治療が必要になる手前の深い虫歯には、「間接覆髄(りずい)法」を用いて治療を行います。間接覆髄法とは、虫歯に感染した歯質を削り取り、そこに薬剤を置いて、その上から詰め物をしていくという方法です。当院ではMTAという薬剤を使用しています。
この治療は、事前に行う神経の生命力を見極める診断が難しく、決して容易なものではありません。また、詰め物をすき間ができないようきっちり詰めていくことも重要です。