滅菌・院内感染予防対策｜相模大野の歯医者

医療現場にはさまざまな細菌が存在し、出血をともなう治療なども行うことから、院内感染のリスクを抱えているのが事実です。

相模大野の歯医者「トヤ歯科医院」ではこういった避けられないリスクを深く理解した上で、いかに安全な治療環境を整えるかということを日々追求しています。こちらでは、当院の院内感染予防対策や滅菌の徹底などについてご紹介します。

滅菌とは、「病原体および非病原体すべての微生物を死滅させること」といいます。滅菌には高度な処理が必要となるため、それを徹底するには知識や技術はもちろん、実際に処理を行う設備が整っていることが必要です。

当院では院内の衛生管理を徹底するとともに、滅菌処理に必要な高度な設備を完備。患者さんだけでなく、働くスタッフへの感染を防ぐことも目的として環境を整えています。

当院では診療室にKavo社製のトリートメントユニットを設置しています。このユニットは、歯を削るタービンから出る水やうがい用の水に低濃度の過酸化水素水が使用され、さらに常に給水チューブ内を清潔に保つための水消毒機能が備わっています。

それに加え休診日の前には、集中水消毒システムによって高濃度の過酸化水素水による浸け置き処理を実施。細菌の繁殖やバイオフィルムの形成を抑制します。

当院ではタービンやハンドピースなどの治療器具について、毎回徹底的に滅菌処理を行っています。滅菌には、世界でもっとも厳しいとされるヨーロッパ基準「クラスB」をクリアしたオートクレーブ（滅菌器）を使用。これは、日本ではまだ普及していない高レベルなものです。

クラスBとは、「あらゆる種類の滅菌物を完全滅菌できる」ことを意味する基準「EN13060」を満たすものであるという証です。当院ではこのオートクレーブを用いて、細かな器具のすみずみまでを徹底して滅菌します。

ミーレジェットウォッシャーは、国際規格「ISO15883」に準拠した高性能洗浄器です。従来の洗浄器では難しかった複雑な構造の器具も、細部まできれいに洗浄することができます。

また手洗いなどに生じる洗浄精度のムラが生じず、針刺しなどの感染リスクも大幅に低減させるなどのメリットがあります。

当院では、滅菌パックを使用しています。丁寧に滅菌処理をした機器を一つずつ滅菌パックに入れ、治療開始直前に開封するようにしています。

ユニットの治療台には、治療ごとに器具を出して並べます。ふだんは何も置かず、必要なときのみ、適切に滅菌処理・管理された器具を出しています。

また歯を削るタービンや、スケーリングに使用するスケーラーは十分な本数を用意。洗浄・滅菌などの過程も、あわてずきちんと行っています。

歯を削る治療を行う際に空気中に飛び散ってしまう、歯の削りかすや血液を吸い取り院内を清潔に保っています。

院内には空気清浄器を設置し、空気中に飛散する細菌やウイルス、また花粉なども常に除去されるようにしています。

院内の空気は常に清潔に保たれていますので、快適な環境で診療をお受けいただけます。

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